オレイン酸は、脂肪酸の種類で一価不飽和脂肪酸を代表する油です。オレイン酸は植物由来の油である紅花油やオリーブオイルなどに豊富に含まれています。
オレイン酸が注目されるようになったのは、オリーブオイルをたくさん使用する地中海沿岸のヨーロッパの人が、食事で脂ものや脂肪分の高い物をよく食べているにも関わらず、生活習慣病にかかる人が少ないことからという事から注目され始めました。
不飽和脂肪酸の仲間であるリノール酸は、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸と違って多価の不飽和脂肪酸で、コレステロール値を下げてくれますが、善玉コレステロールも減らしてしまい、過剰摂取は癌の原因になるとされています。
オレイン酸には、悪玉コレステロールだけを下げるという特長を持っており、悪玉コレステロール値だけを下げて、血管内に蓄積するのを防ぎ、善玉コレステロール値を下げる事はなく、過剰摂取による発ガンの可能性もほぼないとわかっています。リノール酸に比べて酸化される可能性も低く、油なのに過酸化脂質を作りにくいという特徴がオレイン酸にはあります。
オレイン酸は保湿性にも優れており、植物油として食されるだけでなく、髪の毛や肌の保湿を行い、健康を支持する事にも利用されています。ただ、オレイン酸を含む植物油は過剰摂取による発ガンの心配はありませんが、油なのでカロリーが高い事にはかわりなく、肥満にならないようカロリーを考えて適度に摂取する事が大切です。