RNAはDNAとともに、細胞の分裂を行う核酸です。DNAは遺伝子情報をコードしており、RNAはこのDNAの遺伝情報をもとに遺伝子の鋳型となって、タンパク質を合成します。
遺伝子情報を持つDNAは有名ですが、RNAはあまり知らない人も多く、DNAとの違いがあまり理解されていません。RNAには3種あり、DNAの遺伝子情報をコピーして運ぶmRNAと、タンパク質の鋳型となるリボーソームRNA、タンパク質の材料を運ぶtRNAがあります。リボソームRNAは、タンパク合成の主成分で全体の半分以上を占めています。
RNAにタンパク質が結合するとリボソームができますが、RNAは注目されるようになったのが最近なため、DNAほど働きがわかっていません。タンパク質の材料を運ぶtRNAは細菌では60種類、人間などの真核細胞には100種類以上あるといわれています。RNAにはマイクロRNAなども存在しますが、これらはタンパク質の合成には参加せず、生体機能でどのような役割があるか、現在も研究中です
DNAは複写の機能があるため、有名な二重らせん構造をとっていますが、RNAは遺伝情報を持つわけではないので一本鎖です。
DNAだけでも、RNAだけでもたんぱく質を合成することはできなく、この二つをまとめて核酸と言います。
RNAの構造を構成する塩基はアデニン 、グアニン、シトシン 、ウラシル の4種で、 DNAとほぼ同じですがDNAのチミンがRNAではウラシルになっています。 RNAもDNAと同様に、どのような生物にも含まれています。核酸の減少によって、RNAも減少してしまうので、食品でおぎなっていく必要があります。