核酸はデノボ合成とサルベージ合成の2種類の方法で、体内につくることができます。デノボ合成とは生体機能として肝臓において、アミノ酸を原料に核酸をつくることです。
核酸はデノボ合成によって、肝臓でつくられていくので、外部から摂取する必要は特にないと考えられていましたが、近年ではサルベージ合成で核酸を増やすことで、生体機能をあげることができると言われ、特に老化防止に効果があると言われています。
デノボ合成で肝臓でつくられる核酸の量は、成長期を過ぎると肝臓機能の衰えによって、細胞分裂が起きる周期がおそくなったり、十分な分裂がされずに質の悪い細胞や不完全な細胞が、つくられるようになってしまいます。これも、老化の原因現象のひとつで、核酸が減少することで他の細胞にも、老化として様々な症状で現れるのです。
肝臓でデノボ合成される核酸は、一般に20歳のときに1日あたり、3000mgと言われ、30代では1日あたり2000mg、40歳以上では著しくて低下して1日あたり800mgにまで減少し、70歳を過ぎると全く合成されなくなると考えられています。
核酸をつくっているのは、タンパク質と同じアミノ酸です。核酸を体内で合成するには、アミノ酸が不足しないように、良質のアミノ酸を摂取するようにしましょう。肝機能が衰えている人や、アルコールを摂取して肝機能が弱っている場合は、サルベージ合成も利用して核酸を補う必要があります。